石巻市議会２月定例会閉会　議案、請願など43件可決

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　石巻市議会２月定例会は１５日、本会議を開き、総額７２１億円の２０２３年度一般会計当初予算や市犯罪被害者等支援条例の制定など４１議案と請願、意見書各１件を原案通り可決し、閉会した。

　追加提案された２３年度一般会計補正予算案では、国が２３年度の新型コロナウイルスワクチンの接種体制を示したことを受け、接種費６億９３７０万円を計上した。

　人権擁護委員候補者は、元高校教諭内海聡氏（６３）＝大宮町、再任＝と湊水産・結のいえ保育園長佐々木芳美氏（６６）＝桃生町倉埣、同＝、元小学校教諭鈴木信幸氏（６０）＝泉町１丁目、新任＝の推薦に同意した。

　一般質問もあり、斎藤正美市長は官民一体の「いしのまきスポーツコミッション（仮称）」が２３日に設立されることを説明。「市内外から広く誘客し、スポーツと観光や産業などを結びつけるスポーツツーリズム事業は大きな経済効果を発揮する」と述べた。

　後藤兼位、阿部正敏の２氏が登壇した。