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音楽活動を支援 千葉の「サウンドハウス」、女川中に管楽器寄贈

伊藤校長(左)にクラリネットを手渡す平光さん
贈られたトランペットを吹く女川中の吹奏楽部員

 音楽の楽しさを知り、部活動に打ち込んでもらおうと、楽器や音響機器の輸入販売を手がける「サウンドハウス」(千葉県成田市)が、女川町女川中(生徒104人)に自社ブランドのトランペットとクラリネット計2本を寄贈した。

 寄贈は女川小・中で2月28日にあり、管楽器の調律などを担当する平光佐織さんが訪問。「楽器の性能を知れば音楽がもっと好きになる。女川で教室などを展開しているので、会社にも興味を持ってほしい」と伊藤拓巳校長に手渡した。

 贈られた2本は温度変化や湿度変化に強い樹脂製。破損しにくく、音が出なくなることも防げるため、学生でも扱いやすい。演奏した吹奏楽部の鈴木柚葉さん(2年)は「音の響きがすごくいい。頂いた楽器で演奏する機会をたくさんつくりたい」と喜んだ。

 サウンドハウスは1993年創業。オンラインを中心に手頃な価格で楽器の販売などを行う。昨年3月には、学校施設の統合で使われなくなった女川中の旧校舎や土地を取得、東北地方や北海道向けの楽器出荷の拠点として活用している。

 同年夏にはテナント型商店街「シーパルピア女川」の一角にショールームをオープン。町在住の小中学生を対象に無料音楽教室なども展開している。

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