東松島・矢本運動公園、テニスコート改修完了 人工芝4面に
施設老朽化のため改修工事が進められていた東松島市矢本運動公園(東松島市大曲)のテニスコートがリニューアルされ、記念のセレモニーが1日、現地で開かれた。
コートは4面あり、総面積は2740平方メートル。砂入りの人工芝に張り替え、ナイター照明を発光ダイオード(LED)化した。フェンスや防風ネットも新しくなり、出入り口にスロープを設けてバリアフリー化を図った。総事業費は1億7801万円。
セレモニーには市と市テニス協会の関係者、矢本二中テニス部の部員ら約60人が参加。渥美巌市長は「全天候型でLED照明もついたしっかりとしたコートができた。市民の皆さんにたくさん使ってほしい」とあいさつした。
市テニス協会の石川儀幸事務局長は「ずっと使ってきたコートがきれいになりうれしい。夏にリニューアル記念の大会も開きたい」と喜び、矢本二中男子テニス部の羽根田輝主将(14)は「このコートでテニスができると思うとわくわくする。素晴らしい環境に感謝し、一生懸命練習したい」と語った。
テニスコートは1984年に完成。経年劣化や東日本大震災の影響でコート表面にひびが入ったり排水が悪くなったりして、利用者から改修を望む声が上がっていた。セレモニー後は矢本二中生のエキシビションゲームが行われた。一般利用は4日から。
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