期待を胸に新学年　小中学校で始業式　石巻地方

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　石巻地方の小中学校で１０日、新学期が始まった。登校した子どもたちは１学期の始業式に臨み、進級した新しい学年での活躍を誓った。

　石巻市石巻小（児童２８５人）の始業式は体育館であった。新井雅行校長が２～６年生を前に、本年度創立１５０周年となることに触れ「縦割り活動、たくさん本を読むこと、業間運動と外遊びをすることの三つをお願いします。石巻小の１５０歳を盛り上げましょう」と呼びかけた。

　在校生を代表し、６年生の藤井稟（りん）さん（１２）が「下級生の手本となるあいさつと言葉遣いを気を付ける。最上級生として悔いのない一年にしたい」と抱負を述べた。

　教室に戻った児童たちは担任の話を聞き、授業が始まった。６年２組（２９人）では、久道弥（わたる）教諭（４０）が「学んで積み上げたことを見せてください」と語りかけた。