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色彩模様いしのまき<黄色>土手染める、まばゆい春 菜の花(石巻市桃生町)

土手沿いを黄色く染める菜の花

 群生する菜の花が春風に吹かれ、静かに揺れる。石巻市桃生町神取の土手沿いは、黄色いじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がっている。

 三陸沿岸道河北インターチェンジのガード下付近から北上川沿いの県道を西へ向かうと、同市桃生町に至るまで7キロほどの範囲に菜の花の群生が点在する。河川敷や民家の畑など周囲でも咲き誇り、春から初夏に向かう地域を彩る。

 菜の花はかつて地域住民が種をまいたのをきっかけに徐々に広まったとされ、ピーク時には香りと共に花々が土手を埋め尽くすようになった。住民らの心を癒やし、通りがかる人や車のドライバーの目を楽しませている。

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