(567)誰もみな翼をたたみ潮干狩/遠藤由樹子(1957年~)
なんて素敵(すてき)なフレーズだろうと思うのです。潮干狩りをする人は、自らの翼をたたんで砂の上に降り立った人々です。そう思うと、うつむいて一心に地面を見る姿は鳥が着地するときの姿勢のようですし、仕事や勉強から離れレジャーとして砂浜に憩う様子は、長い飛行を終えて休む鳥に似ています。潮干狩りは3月から…
関連リンク
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