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(570)三月の甘納豆のうふふふふ/坪内稔典(1944年~)

 私が初めて読んだのは国語の教科書です。実は<一月の甘納豆はやせてます>から始まり<十二月をどうするどうする甘納豆>で終わる、甘納豆十二句と呼ばれる連作のうちの一句となっています。ちなみに今月は<四月には死んだまねする甘納豆>です。三月がとりわけ有名なのは、笑い声と甘納豆という素材が三月の明るい気分…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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