こいのぼり、優雅に泳ぐ 有志が女川駅前に掲揚 町民、観光客ら出迎え
大型連休を前に28日、女川町民有志でつくる「女川裏方一座」はJR女川駅前にこいのぼりを掲げた。大小のこいのぼりが風を受けて気持ちよさそうに泳ぎ、町民や観光客を迎えている。
2016年に始まった恒例行事で、新型コロナウイルスの影響で中止した20年を除き、毎年実施している。東日本大震災前に町民から町に寄付されたものや、町立しおかぜ保育所と第四保育所の子どもたちの手作りこいのぼりなど計115匹を掲げた。
家族と記念撮影をした石巻市のケヤキッズのぞみの保育園の細川海晴ちゃん(4)は「大きいこいのぼりに迫力があってかっこいい」と目を輝かせた。
裏方一座の加納純一郎座長は「近年、こいのぼりを掲げる家庭が減っている気がする。駅前で公開することで、みんなで鑑賞できる。女川で楽しい思い出をつくってほしい」と話した。
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