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アニメ「バクテン!!」の舞台、宮城・岩沼市に聖地プレート 市長「ファンをもてなし観光につなげたい」

ファンに囲まれ、認定プレートを手にする佐藤市長(左から3人目)ら

 一般社団法人アニメツーリズム協会は19日、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選んだアニメ「バクテン!!」の舞台地の宮城県岩沼市に、認定プレートと御朱印スタンプを贈った。

 2021年に放送され、昨年映画化された「バクテン!!」は、男子新体操に青春を懸ける高校生の成長ストーリー。主人公が在籍する新体操部のモデルとなった名取高(岩沼市)や市内の商店などが登場する。

 アニメ聖地は舞台地を振興しようと18年から選定。市はファンの投票で23年版の聖地に選ばれた。

 プレートが置かれる市総合体育館で、協会の鈴木則道専務理事が佐藤淳一市長に手渡した。佐藤市長は「岩沼の景色が美しく映し出されていた。街を知らない人も多く、アニメファンをもてなして観光につなげたい」と話した。

 贈呈式には熱心なファンも駆け付けた。仙台市宮城野区の自営業飯田幸恵さん(47)は「SNS(交流サイト)で連絡を取りあう全国のファンを、ぜひ案内したい」とほほ笑んだ。

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