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石巻北高の販売会「と・ら・ま・い」、住民に好評 手作り商品が完売

商品を次々かごに入れる来場者ら

 石巻北高(生徒393人)の生徒が授業で作ったパンや花苗を生徒自身で販売する「と・ら・ま・い」の本年度の営業が17日、同校で始まった。12月まで計12回開く。

 初日はあんパンやトマトソース、精米などの食品、マリーゴールドやペチュニアの苗を販売した。来場者の列は商品を次々とかごに入れ、開店15分足らずでほとんどの商品が売れた。

 石巻市蛇田から訪れた無職男性(83)は「パンや米粉入りかまぼこなどを買った。初めて食べるので味が楽しみ」と話した。

 実行委員長の家庭系列3年の笠原優さんは「緊張したが、たくさん売れるように引き続き頑張りたい」と意気込んだ。

 「と・ら・ま・い」は地域貢献の一環で2012年に始まり、保護者や地域住民の交流の場として定着している。次回営業は31日。営業時間は午後4時15分~4時45分。

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