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勧めよう「がん検診」 石巻市、保健推進員を選任し研修

肺がんについて学ぶ推進員たち

 石巻市は17日、市保健推進員の選任状交付式と全体研修会を市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)で開いた。市内全16地区の推進員ら約220人が参加した。全地区そろって選任式を行うのは東日本大震災後初めて。

 式終了後は肺がんの治療法やがん検診について全体研修が行われた。講師は赤十字健診センターの高橋里美所長が務めた。高橋所長はがん検診の有効性について説明し、「がんの中でも肺がんは死亡数が多い。早期発見、治療が大切。みなさんが検診に行くように勧めてほしい」と話した。

 河北地区の60代の女性推進員は「肺にはタバコが有害だと分かった。年に1回がん検診を受けている。周りにも検診を勧めていきたい」と話した。

 推進員の任期は2025年3月まで。地域での健康相談会の開催や各種健康検診、健診の受診の呼びかけなど健康づくりに関する活動を行う。

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