アルプスアルパイン新研究拠点開所 「世界中の知と融合する」 宮城・大崎
電子部品大手アルプスアルパイン(東京)が宮城県大崎市古川の仙台開発センター(古川)内に建設した「R&D新棟」の開設記念式が25日、現地であり、同社最大となる研究開発拠点の船出を祝った。
産学官の関係者約100人が出席。泉英男常務は「東北進出の起点となった地で60年目を迎える年に開設できた。世界中の知と融合する『知のプラットフォーム』を目指す」と述べた。
新棟は国内外の技術者が交流するオープンスペースが特徴で、大学・高専との産学連携にも活用する。仙台市泉区の仙台開発センター、涌谷町の涌谷工場から機能を集約し技術者約1200人が入り、センター全体で国内技術者の半分に当たる1500人が集う最大の研究開発拠点となる。
6月の株主総会と取締役会で社長に就任予定の泉常務は報道陣の取材に「地元企業とは取引だけでなくデジタル化や生産性向上という側面的な支援にも力を入れたい」と話した。

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