震災遺構「大川小」で新任校長が研修 児童遺族「平時から備えることが重要」
宮城県教委は8日、東日本大震災の津波で児童・教職員計84人が犠牲になった石巻市の震災遺構「大川小」などで、新任校長向けの学校防災研修会を開いた。88人が児童の遺族2人の話に耳を傾け、事前防災の重要性を学んだ。
6年生だった次女みずほさん=当時(12)=を亡くした元教員で「大川伝承の会」共同代表の佐…
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