色鮮やか さつき盆栽、心癒やす 石巻地方で展示会
石巻・門脇町で「さつき盆栽花季展示会」
一般社団法人日本皐月(さつき)協会石巻支部の「さつき盆栽花季展示会」が10日、石巻市門脇町3丁目の市営門脇東復興住宅集会所で始まった。12日まで。
会員25人のうち約20人の作品55点を展示。淡いピンク色の花を付けた「コウザン」や紅白の「ナンバニシキ」が色鮮やかだ。
初めて訪れたという市内の70代女性は「親戚が会員で、一度見てみたいと思っていた。どの作品もすばらしい」と話した。
支部長の岩渕剛也さん(85)は「ぜひ足を運んでいただき、新型コロナウイルスで、すさんだ心を癒やす時間にしてほしい」と話した。
午前9時~午後5時(12日は午後4時まで)。入場無料。
4年ぶり開催
石巻・桃生で「さつき盆栽展示会」
石巻市桃生総合支所の西側車庫では「さつき盆栽展示会」が11日まで開かれている。桃生文化協会、桃生公民館主催、桃生町さつき愛好会主管。
鮮やかなピンク色の「オオサカヅキ」や白と紫色の「ジュエツ」など愛好会の会員10人が丹精した50点が並ぶ。新型コロナウイルスの影響で2019年以来、4年ぶりの開催となった。
会長の首藤信義さん(75)は「開催時期に花が一番良く見えるように育てている。花を見て心和やかに、元気になってほしい」と来場を呼びかける。
午前9時から午後4時まで。さつき盆栽の手入れや管理についての相談コーナー、針金を用いた樹型造りを無償で行うコーナーも設けている。
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