「かきあめ」復刻パッケージ、16日発売 福田屋製菓の箱を再現 珈琲工房いしかわ
石巻地方で親しまれている「かきあめ」の復刻パッケージ版が16日に発売される。珈琲(コーヒー)工房いしかわ(石巻市北村)の石川光晴社長(68)が、大正時代にかきあめを生み出し、50年ほど前まで製造していた福田屋製菓の箱を再現した。
当時の箱は大きさ18センチ四方で上が四角形、底が八角形をしている。箱に「かきあめ」のロゴや、福田屋謹製の文字も印刷されている。
復刻は親交のあった印刷会社データビジネス(東松島市矢本)の姉歯津雄(つねお)社長(72)所有の蔵から1、2年前に見つかったことがきっかけ。石川社長は箱を譲り受け形や色合い、デザインはそのままに、サイズを一回り小さくして再現した。中には当時発売されていたカキの形をかたどったあめを1個入れる。
石川社長は「再現できたのはかきあめがつないでくれた縁のおかげ。愛され続ける石巻の名産を残していきたい」と話した。
復刻パッケージ版は20個入りで1000円。珈琲工房いしかわの本店と道の駅上品の郷店(石巻市小船)、まきあーとテラス店(同市開成)で販売する。順次販売場所を拡大する予定。
かきあめは、大正時代に福田屋製菓が開発。昭和50年代に「かきあめ喜栄」が製造・販売を引き継いだが、東日本大震災の津波で工場が被災し、販売できなくなっていた。石川社長が2018年、当時の味を忠実に再現して復活させた。
関連リンク
- ・津波ハザードマップ、最大級浸水想定に対応 石巻市、ウェブサイトで暫定版公開
- ・震災後の教育現場を記録、出版 初代北上小校長・橋本さん「子どもの輝きに喜び」
- ・石巻地区中総体 バスケ男子は蛇田優勝 バド女子、渡波が頂点
- ・第7回いしのまき復興マラソン・記録(上) ハーフ
- ・石巻市議会 小中学校の特別教育支援員の充足数6割 市教委「適正配置に努力」
三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫
みやぎ地域安全情報
宮城県警 みやぎセキュリティメールより
- 特殊詐欺の予兆電話について(角田市)
- 特殊詐欺の予兆電話について(伊具郡丸森町)
- オレオレ詐欺の特殊詐欺注意報(遠田郡涌谷町)
- 特殊詐欺の予兆電話について(仙台市宮城野区)
- みやぎSecurityメールの配信カテゴリの一部変更について
- 特殊詐欺の予兆電話について(多賀城市)
- 特殊詐欺の予兆電話について(加美郡加美町)
- 特殊詐欺の予兆電話について【角田市】
- 女子小学生に対する声かけ事案の発生【岩沼市】
- 特殊詐欺の予兆電話について(丸森町)
- 特殊詐欺の予兆電話について(仙台市泉区)
- 女子中学生に対する声かけ事案の発生【太白区】
- 特殊詐欺の予兆電話について(石巻市)
- 通信事業者を装う不審電話について(多賀城市)
- 女子高校生に対するつきまとい事案の発生【泉区】
- 特殊詐欺の予兆電話について(登米市)
- 女子高校生に対する声かけ事案の発生【大河原町】
- 特殊詐欺の予兆電話について(多賀城市)