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石巻・須江バイオ発電計画 修正版の縦覧開始 事業者、燃料記載を変更

 石巻市須江の山林に液体バイオマス発電施設の建設を計画している「G-Bio(ジーバイオ)イニシアティブ」(東京)は7日、2月に経済産業省から使用燃料に関する改善命令を受け、内容を修正した環境影響評価書の縦覧を始めた。9月に同市と東松島市で説明会を開く。

 修正版には、燃料を「パーム油またはポンガミア油」と記載。ポンガミア油は現状再生可能エネルギー固定買い取り制度(FIT)の対象外だが、新たに認められた場合は使用するとした。出力は10万2750キロワット。2024年1月ごろに着工し、27年4月ごろの運転開始を予定する。

 同社はFIT認定取得時は燃料をパーム油としていたが、県の条例に基づく環境影響評価(アセスメント)手続きや住民説明会ではポンガミア油を使用するとしていた。

 縦覧は9月21日まで。石巻市環境課や河南総合支所、蛇田支所、東松島市市民生活課の各窓口などのほか、同社ホームページで閲覧できる。

 説明会は9月9日が東松島市矢本東市民センター、10日は石巻市蛇田公民館で予定する。

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