村井知事、石巻地方の現場訪問 架橋工事や施設を視察
県民の意見を県政に反映させるため、村井嘉浩知事が県内の企業や団体に出向き意見交換する「みやぎの現場訪問事業」が7日、石巻地方であった。女川町石浜地区で進む町の離島・出島と本土を結ぶ出島架橋の組み立て工事現場など3カ所を訪れ、関係者と意見交換をした。
女川町では須田善明町長が「将来的に出島を離れた人が戻ってくるなど、橋の果たす役割は大きい」と開通後の町のイメージについて説明を受けた。
石巻市のNPO法人「ベビースマイル石巻」の子育て支援拠点施設マタニティ・子育てひろばスマイル(石巻市蛇田土和田)も視察した。荒木裕美代表理事から団体設立の経緯や、施設の利用頻度が少ない人だけが集まる機会を設けるなど、実施している取り組みを確認した。
東松島市川下にある、半導体製造装置部品メーカーのサワ(本社、山梨県上野原市)も訪れた。石巻地方の現場について「先進的な取り組みが多く、今後が楽しみ。今あるものをさらに発展できるように、県も支えていきたい」と語った。
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