北海道南西沖地震30年・奥尻島ルポ 朽ちるハード、維持に苦慮 復興事業が財政圧迫
1993年7月の北海道南西沖地震は12日、発生から30年を迎えた。最大被災地の北海道奥尻島を訪ねると、復興事業で造ったコンクリート構造物は傷みが目立ち、人影はまばらだった。復興関連の地方債償還は終わらず、奥尻町の税収は先細る。道路や公共施設の維持管理に苦慮する姿は、東日本大震災被災地の将来と重なら…
関連リンク
- ・避けられなかった人口減 高齢住民の避難が課題 北海道南西沖地震30年 新村卓実・奥尻町長に聞く
- ・宮城県沖地震起きた日は? 「6月12日」分かったのは40代以下で44%止まり
- ・宮城県沖地震45年 語り継ぐ「わたしの記憶」<アンケート詳報 40~50代編>
- ・宮城県沖地震45年 語り継ぐ「わたしの記憶」<アンケート詳報 60~80代以上編>
- ・ブロック塀の悲劇繰り返さないで<明日への願い(上)宮城県沖地震 遺族の45年>