セシウム自主検査10万件超え 福島県漁連が12年から<廃炉と海>
東京電力福島第1原発事故後、福島県漁連が2012年6月の試験操業開始とともに始めた魚介類の自主検査の検体数が10万件を超えた。出荷する全ての魚種で放射性セシウム濃度を調べ、基準値を超える魚の市場流通を防ぐ。国の基準値より厳しい出荷自粛規制値を設け、安全性の確保を徹底する。
国より厳しい自粛規制値 処…
関連リンク
- ・福島と差 国の対応に不満 廃炉と海 宮城の現場から(1)隔たり
- ・借金重く、負の連鎖続く <廃炉と海 宮城の現場から(2)延命の先に>
- ・若手の意欲、損なう恐れ 廃炉と海 宮城の現場から(3)冷や水
- ・つないだ販路失う懸念 廃炉と海 宮城の現場から(4)完 厳しい視線
- ・処理水、懸念薄まるか 福島第1で放出設備を報道公開<廃炉と海>