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3連休、暑さむんむん 涼求めて水しぶき、子どもたち歓声 石巻

新しくできた噴水に喜ぶ子ども=17日午前11時ごろ、石巻市中央2丁目の市かわまち交流広場

 全国的に厳しい暑さとなった15日から17日までの3連休。石巻地方は夕方まで雨だった15日を除き、夏の日差しが強く照り付けた。

 仙台管区気象台によると17日の最高気温は石巻が32.8度(午前10時10分)、女川が33.3度(午後1時44分)。最も暑かった16日は石巻が34.2度、女川が34度で、猛暑日一歩手前まで気温が上昇した。

 石巻市中心部では16、17の両日とも日傘や帽子で暑さ対策をしながら薄着で街を行く人たちが目立った。

 石巻市中央2丁目の市かわまち交流広場では、1日に運用が始まった噴水が子どもたちの水遊び場所としてにぎわった。17日午前に両親と訪れた同市蛇田の來迎知佳ちゃん(1)は背丈を越えて吹き出す水を楽しそうに浴びていた。

 気象台によると、18日の石巻は曇り時々晴れで、最高気温は31度と真夏日になる予報。気象台は熱中症対策を取るよう注意を呼びかけている。

<熱中症疑い8人を搬送 16、17日>

 石巻地区消防本部によると、16日は30代男性、80代女性、90代男性など5人、17日は午後4時までに70代男性ら3人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。重篤な例はなかった。

 同本部は「熱中症に関連した通報が多数あり、救急車が足りなくなってきている。小まめに水分補給し休息を取るほか、屋外での活動は控えるなど対策してほしい」と呼びかけている。

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