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台湾華語に親しんで お試し移住の闕教授、児童と交流 女川

台湾華語で健康のためのマッサージを教える闕教授とまねをする児童

 女川町女川小(児童214人)で12日、おながわ放課後楽校「台湾華語(中国語)を学ぼう」が開かれた。台湾の淡江大学で日本語を教えている闕百華(チュエモモカ)教授と大学生で娘のリカさんを講師に迎え、台湾で使われる中国語について学んだ。

 1年から5年の希望者22人が参加した。闕教授は台湾の場所や大きさを日本と比べて紹介した。

 「ちょうちょう」「ぞうさん」などの歌を日本語と台湾華語で聞き比べた他、自分の名前を台湾華語で書いてしおりも作った。児童たちは積極的に発言し、歌に合わせて体を動かすなどして台湾華語に触れた。

 参加した3年の持田悠華(ゆか)(9)さんは「プリントを見て面白そうだと思い参加した。ぞうさんの歌が楽しかった」と話した。

 闕教授は「日本人と台湾人の交流のきっかけになってほしい」と語った。

 闕教授は大学で地域復興や持続可能な開発目標(SDGs)についても教えている。町教委の坂本忠厚教育指導員との交流もあり、自分の目で見たものを伝えるために女川町でお試し移住をしているという。

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