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「マクロス」模型精巧 放映40周年記念で巡回展 石ノ森萬画館

迫力あるパネルがずらりと並ぶ会場

 石巻市中瀬の石ノ森萬画館の第90回特別企画展「超時空要塞マクロス展」が、同館2階企画展示室で開かれている。人気SFロボットアニメシリーズの放送開始40周年を記念した巡回展で、パネル60点と作品に登場する戦艦や戦闘機などの模型63点で作品の歴史を振り返る。9月24日まで。

 「超時空要塞マクロス」は1982年に放送されたテレビアニメで、「マクロス7」など複数のシリーズを展開している。

 歴代シリーズのキャラクターやロボットの設定資料、戦闘機の模型などがずらりと並ぶ。デザイナーや声優など関係者のサインが記された資料もある。

 展示の目玉は全長約70センチの自動変形模型。作品のダイジェスト映像に合わせて戦闘機からロボットに変形する精緻な模型に、ファンはくぎ付けになっていた。石巻巡回展から、初代のエンディング映像で使用されたフォトアルバムなど貴重な資料が加わった。

 盛岡市から訪れた40代の男性会社員は「設計資料など細かく描き込まれていて面白い。見ているとあっという間に時間がたつ」と話した。

 開館は午前9時~午後5時。毎週火曜休館(7月25日と8月1、8、15、22日は開館)。観覧料は大人900円、中高生600円、小学生250円。未就学児は無料。連絡先は石ノ森萬画館0225(96)5055。

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