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合宿で繰り返されたスポーツインストラクターのわいせつ行為 教え子23人が次々と被害に<傍聴席>

 スポーツクラブのインストラクターは、教え子を次々にえじきにした。幼児や小学生ら男児・男子23人が被害を受けた盗撮・性的暴行事件。仙台地裁の公判から、指導者の立場を悪用した犯行の狡猾(こうかつ)さと、スポーツ現場で子どもをいかに守るかという重い課題が浮かび上がった。

 「一緒の部屋に泊まった」「犯行が発覚しない機会があると、やりたくなった」「ばれないと思った」

 地裁で20日、強制性交罪などで懲役12年(求刑懲役15年)の判決を受けた仙台市青葉区の元インストラクター草野佳章被告(30)は法廷で、淡々と当時の行動や心境を説明した。

 スポーツクラブで競技を指導する中、犯行は遅くとも2020年5月ごろに始まった。…

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