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道場対抗剣道 勇翔会(石巻)、初の全国大会へ 10月・埼玉

全国大会へ出場する勇翔会の選手と指導者

 石巻市で剣道の技術を磨く勇翔(つばさ)会が10月15日に埼玉県立武道館(埼玉県上尾市)で開かれる「第39回全国道場対抗剣道大会」に出場する。7月2日に栗原市栗駒総合体育館で開かれた「第39回宮城県道場対抗剣道大会(全国大会予選)」で優勝し、初の全国大会出場の切符を手にした。

 勇翔会は8年前に同市の廣心館道場から独立。現在幼稚園児から一般の21名が所属している。

 先鋒の川田蒼(そう)君(12)=雄勝小6年=は「初めて全国大会に出るのでうれしい。県代表として頑張りたい」と話す。次鋒の相野谷剣心さん(14)=青葉中3年=は「予選は楽しんでと言われ、気楽に挑めた。全国大会では試合を楽しみつつ1試合でも多く勝ちたい」と意気込んでいる。

 佐藤重男代表(54)は「会全員で戦うつもりで挑む。次につなげる試合をしていく」と語った。

 7月15日には住吉小で新型コロナウイルスの影響により4年ぶりに廣心館道場との合同稽古を行った。交流試合で技術を高め合った。

 全国大会へ出場する選手は次の通り(敬称略)。

 川田蒼、相野谷剣心、高瀬颯斗、千葉真司、佐藤広樹

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