東北帝大生、リポートにつづった焦燥と諦観<ペンと剣 学徒出陣80年(上)翻弄>
太平洋戦争の激化で兵力不足に苦しむ日本政府は80年前、国の将来を担う人々を戦場に送る「禁じ手」に踏み切った。20歳前後の若者が学業の志半ばにして、ペンを銃剣に持ち替えた「学徒出陣」。出征を強いられた東北帝大(現東北大)の学生の思いと、彼らを戦地に向かわせた時代の空気を、残された史料と研究者の分析か…
関連リンク
- ・仙台空襲を伝える写真が鮮明に残っていた 終戦記念日を前に研究グループと読み解いてみました
- ・<歴史エッセー 仙台大空襲の全記録(3)>7割はやけどによる死亡だった ―― 石沢友隆(郷土史家)
- ・<歴史エッセー 仙台大空襲の全記録(2)>東京以北で最も空襲に適した街 ―― 石沢友隆(郷土史家)
- ・仙台空襲77年 当時の河北新報は何を伝えたか
- ・長兄の死と次兄のシベリア抑留、復員後に知る<戦禍を生きる 祖父は兵士だった(下)終戦>