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はねこの舞、1万2000人魅了 ものうふれあい祭り 750人がパレード

躍動感ある踊りと軽快なおはやしが観客を魅了した

 石巻市桃生地区の郷土芸能はねこ踊りを披露する「ものうふれあい祭り2023はねこ踊りフェスティバルin桃生」が9日、市桃生植立山公園であった。踊り手とおはやし約750人による大迫力のパレードが、訪れた約1万2000人の観客を魅了した。

 パレードには寺崎はねこ踊り保存会をはじめ、地元の小中学校、企業が参加。公園内の道路約300メートルをステージに踊り歩き、躍動感ある舞を披露した。沿道を埋めた観客は拍手をしたり、踊り手の中に知人を見つけてはひときわ大きな声援を送ったりした。

 はねこ踊りコンテストには桃生地区の小中学校や宮城教育大の学生ら7団体が出場。審査の結果、地元の子ども会でつくる「SKR.start+1」が最優秀賞に選ばれた。

 大崎市から夫と訪れた主婦(67)は「十数年ぶりに来たが迫力があって素晴らしい」と笑顔で話した。祭りの最後には約600発の花火が打ち上げられた。

 実行委員会主催。新型コロナウイルスの影響で開催は4年ぶり。

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