閉じる

秀作、秋彩る 「石巻市美術展」9日まで 複合文化施設に244点

部門ごとに力作が並ぶ会場  

 石巻地方最大規模を誇る公募展「第38回石巻市美術展」が、同市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)で開かれている。日本画、洋画、書、彫刻、陶芸の各部門に出品された力作が会場を彩っている。9日まで。

 今年は石巻地方をはじめ仙台市や大崎市などから244作品が寄せられた。会場には、最高賞の市美術展賞5点を含む入賞48点など全応募作品が並ぶ。無鑑査、実行委員、審査委員らの作品も鑑賞できる。

 市美展には開幕した1日から多くの市民が訪れた。洋画や日本画には秋を題材にしたり、漁港の風景を描いたりした作品もあり、来場者はじっくりと見て回った。石巻市前谷地の無職推野ふみ子さん(70)は「毎年楽しみにしている。友人が出品した書も、日本画や洋画もどれも素晴らしかった」と話した。

 初日は開場式や入賞者の授賞式が行われた。入場無料。午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。連絡先は実行委員会事務局=市教委生涯学習課内=0225(95)1111内線5056。

関連リンク

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫

ライブカメラ