女川・出島架橋 本体組み立て完了、23日から洋上架設 30日、作業を生配信
女川町の離島・出島と本土を結ぶ橋本体の組み立て工事が終了し、クレーン船で架ける洋上作業が23日に始まる。作業は同日と25、30日の3日間を予定。最終日はアーチ状の中央部を架設する計画で、町は架設の様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信し、まちなか交流館でもパブリックビューイング(PV)を実施する。
架橋本体は石浜地区で、両岸部と中央部の三つに分けて造られてきた。架設作業は本土側の竹浦地区で23日、出島側で25日にある。中央部は30日にクレーン船でつり上げ架設現場に運ばれる。
出島架橋は全長364メートル。総事業費は約168億円で、2017年に着工した。架設後はアクセスする町道の舗装などが行われ、2024年12月の開通を目指している。
ユーチューブでの生配信とPVは午前8時から午後1時ごろまでの予定。架設作業中に、これまでの工事の様子や島民のインタビューなどを流す。
担当者は「出島の魅力や開通することで生まれるメリットも紹介する。本土と離島が結ばれる貴重な瞬間を見てほしい」と呼びかけている。
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