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サッカー、バスケ元プロ選手ら指導 石巻で「スポチャレ」 児童、トップの技体感

富田さん(右)がドリブルしたボールを奪う小学生

 バスケットボールとサッカーの元プロ選手やコーチから直接指導を受けられるイベント「いしのまきスポチャレ2023」(石巻市主催、石巻市スポーツ協会主管)が21日、市内であり、小学生がトップのテクニックに触れた。

 市総合運動公園ではサッカーベガルタ仙台の元主将富田晋伍さん(37)や、ベガルタ仙台レディース(現マイナビ仙台レディース)の初代監督千葉泰伸さんらが小学生51人を指導した。

 ボールを強く蹴らず運ぶイメージで足の近くにとどめておくことなどのアドバイスを受け、子どもたちは3人1チームで対戦した。

 鹿妻小3年阿部慧太君(8)は「ドリブルがうまくなった。ベガルタの選手みたいにうまくなるように集中して練習したい。いい経験になった」と語った。

 富田さんは「遊びながら新しいことにチャレンジし、素直にコーチの話を聞いてくれた。石巻はサッカーイベントが少ないので、これからも石巻とつながる活動をしたい」と話した。

 バスケットボールは市総合体育館で行われ、小学生49人が参加した。仙台89ERSのU-18のヘッドコーチ佐藤濯さんらが指導し、基礎練習や、ドリブルに緩急をつけスピードを変化させる練習などをした。

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