「石商マーケット」収益を寄付　石巻商高、市社協に１万円

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　石巻商高は１日、石巻市あけぼの１丁目のイトーヨーカドー石巻あけぼの店で１０月１１、１２日に開催した「石商マーケット」の販売収益金の一部、現金１万円を石巻市社会福祉協議会に寄付した。

　マーケットの経営戦略班に所属する、ともに３年生で生徒会の佐藤美奈会長（１７）と阿部希星会計（１７）が市社協を訪れた。佐藤会長は「自分たちが一から得た収益で、地域貢献することができた」と話し、阿部会計は「お客さんの年代に合わせた接し方ができた。関わり方は大切だ」と振り返った。

　市社協の久保智光常務理事は「自分たちで地域貢献のポリシーを持っていてすごい。お金は大事に地域社会全般に使う」と感謝した。寄付は今回で３回目。総額は４万円となった。

　石商マーケットは教育活動の一環で、３年生が地元企業と連携して開発したパンや専門高校から仕入れた菓子などを販売する。

　次回は１５、１６日午前１０時～午後３時に同市小船越の道の駅「上品の郷」で開く。全国各地の専門高校が開発したどら焼きやジャム、レトルトカレーなどを販売する予定。