女児が重傷事故、信号機設置を 上釜町内会、石巻市に要望
21日に石巻市中屋敷の都市計画道路「釜大街道線」の横断歩道を渡っていた女児が軽トラックにはねられた重傷事故を受け、現場を含む地域の住民で組織する上釜町内会は27日、市役所で斎藤正美市長に釜大街道線への信号機設置などの要望書を提出した。
町内会は横断歩道がある交差点への信号機新設のほか、一部時速60キロの釜大街道線の制限速度を40キロにすること、街灯の増設などを要望した。町内会は以前から、現場交差点を含む複数箇所での事故発生を懸念し、7月6日にも信号機設置を市と石巻署に要望していた。
阿部貞男町内会長(75)は「事故の犠牲になるのは上釜地区の住人。(今までも事故があったが)事故があってもなかなか思いが届かない。亡くなる人が出る前に早く設置してほしい」と訴えた。
町内会は同日、署に同様の要望をした。市も同日、署に早急な信号機設置を要望した。斎藤市長は「効果的な対策を警察と協議していきたい」と述べた。
関連リンク
- ・石巻第九、復活 110人歌声高らか 震災後初 来秋も開催「出演したい舞台に」
- ・強風負けず、笑顔のゴール 東松島クロスカントリー大会 500人、白熱のレース
- ・拳銃射撃、石巻署が優勝 県警競技大会で29年ぶり 「市民守れるよう訓練継続」
- ・事故防止、寸劇で訴え 石巻市交通安全大会 住みよい社会へ
- ・建物火災の消火に協力 東松島の5人へ感謝状 石巻地区消防本部