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拳銃射撃、石巻署が優勝 県警競技大会で29年ぶり 「市民守れるよう訓練継続」

優勝旗やトロフィーを手に記念写真に納まる署員ら(石巻署提供)

 第68回県警察拳銃射撃競技大会が16日、名取市の県警察学校射撃場で行われ、石巻署のチームが団体優勝を果たした。石巻署の優勝は4回目で、1994年以来29年ぶり。

 県警本部や各署から39チームが参加。石巻署が出場したのは4人1グループで競う競技で、21チームが参加した。1~10点の点数が書かれた15メートル先の的に3分間で5発撃つ「遅撃ち」と、腰元に銃を構え待機し、ランダムに3秒間だけ正面を向き、7~10点が記された10メートル先の五つの的に1発ずつ撃つ「腰撃ち」の2種目で、1発10点満点、チーム合計400点満点で競った。

 石巻署は地域課を中心としたチームで出場。遅撃ち173点、腰撃ち163点、計336点で優勝に輝いた。

 佐野君夫副署長(52)は「なぜ警察官が拳銃を持っているのか、その重要性を深く認識し、いざというときに市民を守れるよう訓練を継続していきたい」と述べた。

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