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全国はがき筆文字展 女川小6年小松さんが準大賞 女川小3年鈴木さん、特選賞

準大賞に選ばれた小松さん

 はがきに筆で漢字1字を書き入れる「第7回全国はがき筆文字展」(実行委員会主催)の小学校高学年の部で、女川町女川小(児童214人)6年の小松桃々さん(12)が全国2位に相当する準大賞に輝いた。初めての応募で「自分が選ばれていいのかという驚きがあった。全国規模の作品展で賞をもらったことはなく『もっと頑張ろう』とうれしい気持ちになった」と喜んだ。

 全国はがき筆文字展は手書き文字と筆文字文化の振興・発展を目的に毎年開催。一般と学生の部門があり、学生は幼児から高校生まで年代を分けられ、計約2400点が集まった。

 小松さんは水色の台紙に「雲」としたためて応募。3年生のころから女川町の習字の教室に通っていて、町で見る雲が好きという理由から選んだ。文字の太細の変化を出したり、バランスに気をつけたりしながら書いたという。

 同校では放課後の児童の居場所づくりを目的に、自主的に学習や遊びなどに取り組む「おながわ放課後楽校」が開かれている。はがき筆文字展には1~6年の22人が応募を希望。夏休み前の7月に制作した。

 小松さん以外にも同小からは鈴木舞歩さん(3年)の「歩」が特選賞に選ばれた。放課後楽校は、書写教育の良いモデルになるとして「団体奨励賞」を獲得した。

 女川小の児童の作品や上位入賞作品は2024年1月24~29日に、町まちなか交流館で公開される。

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