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兄殺害の被告に執行猶予付き判決 秋田地裁「過剰防衛」と判断 8年間の暴行に悩む「被告を強く非難できず」

 秋田県横手市の自宅で3月、同居する兄の飲食店経営男性=当時(44)=を刺殺したとして殺人罪に問われた同市追廻2丁目の無職の男(42)の裁判員裁判で、秋田地裁は13日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。

 柴田雅司裁判長は殺意を認定した上で、事件当日に被告が被害者から暴行を受け…

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