閉じる

現役プロが小学生指導 細川(中日)、増田(巨人)両選手招き教室 石巻・飛翔閣野球部

ゴロの捕球の仕方などを説明する中日の細川選手(中央)
子どもたちに守備を指導する巨人の増田選手(右)

 日本製紙石巻硬式野球部のOBを中心に構成する石巻市のクラブチーム「飛翔閣野球部」は9日、市内の小学生を対象に、プロ野球選手らを招いた野球教室を市民球場で開催した。

 市内のスポーツ少年団6チームから約100人が参加。中日の打線の主軸として活躍する細川成也選手と巨人の増田陸選手、七十七銀行硬式野球部(仙台市)元監督の村瀬公三さんの3人が講師となり、上級生の指導に当たった。

 細川選手はキャッチボールで「指先や球の回転を意識し、コントロールの良い返球を心がけて」とアドバイス。増田選手は「ボールを持つのと逆の腕を相手にしっかり向けてから投げてほしい」と呼びかけた。

 守備は外野が細川選手、内野は増田選手と一緒に練習した。参加した石巻小レッドベンチャーズの小山内(おさない)葵さん(12)と小川にこさん(11)は「ショートバウンドやワンバウンドのキャッチ、捕球後のステップを練習した。丁寧に分かりやすく教えてもらったので、今後に生かしたい」と話した。

 すし店「竹乃浦」などを経営する飛翔閣(石巻市山下町1丁目)の杉山寛明社長(54)は、日本製紙石巻硬式野球部の第1期メンバー。野球界の交流で縁がつながり、細川選手らを招いた。

 杉山社長は「プロの野球選手を間近で見られるいい機会になった。技術の向上や野球人口の増加につながってくれればうれしい」と期待した。

関連リンク

関連タグ

最新写真特集

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫

ライブカメラ