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（７７８）人工肛門（オストミー）のおなら優しき師走かな／秋元不死男（１９０１～１９７７年）
師走はみんな忙しい。お師匠さんも走るから師走。そんな時季に、意図せず出たガス。オストミーだからうまくコントロールが利かないこともあるだろう。「おなら」という言葉でなんとなくユーモラスだが、「優しき」と明るく言いさした背後を想像すると、重い。「や、失敬」と笑えるまでにも葛藤があっただろう。＜霜日和腹…
関連リンク
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- ・（７７３）歳晩の青空の窓さつと拭く／浅川芳直（１９９２年～）
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん（福島県須賀川市）、浅川芳直さん（宮城県名取市）、及川真梨子さん（岩手県奥州市）の３人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。
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