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能登地震 石巻市職員が派遣報告「継続的な支援必要」 第3陣、きょう現地入り

斎藤市長(左)に志賀町での活動を報告する職員ら

 能登半島地震で被災した石川県志賀町に派遣されていた石巻市の職員4人が18日、市役所で現地の状況や活動内容を報告した。

 4人は健康推進課の保健師2人と総務課、ICT総合推進課の2人。市の独自支援の第1陣として10日に石川県に入り、11~15の5日間、避難所の環境確認や支援ニーズの把握、感染症対策などに当たった。20カ所ほどに32回訪問し、延べ66人の健康調査をした。

 職員たちは福祉避難所や個人宅も訪問したことや、他の福祉、医療の支援チームと情報共有しながら活動した点などを報告した。

 斎藤正美市長は「志賀町の皆さんにとって効果があったと思う。体調を崩さず活動してもらえたのが何よりだ」とねぎらった。

 ICT総合推進課の佐藤将課長補佐は取材に「皆さん気丈に振る舞っていたが疲れが見え始めた頃だった。先行きが不安という声もあり、心のケアも含めた継続的な支援が必要だと感じた」と話した。

 市は、その後も同町に入れ替わりで職員を派遣しており、20~26日は第3陣として4人が現地入りする。

 志賀町は東日本大震災時、市に見舞金500万円を贈り、保健師3人を派遣した。

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