災害医療コーディネーターに歯科医の参画を 宮城県歯科医師会が県に要望「口腔ケア必要」
宮城県歯科医師会が、大規模災害時に医療チームの配置などを調整する「県災害医療コーディネーター」に歯科医を加えるよう県に要望している。避難所などの口腔(こうくう)ケアの需要を早期に把握し、被災者の健康悪化を防ぐためだが、県は「歯科は(災害発生直後ではない)慢性期的な役割が大きい」と委嘱に消極的だ。
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