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アフレコの魅力教える 人気声優・関智一さんと置鮎龍太郎さん、石巻で体験教室 20人が挑戦

関さん(左)と置鮎さんが見守る中、アフレコに挑戦する参加者

 人気声優の関智一さんと置鮎龍太郎さんによる声優アフレコ体験教室が18日、石巻市中央2丁目の「いしのまき MANGA Lab.ヒトコマ」であった。参加者は2人からアフレコの難しさや楽しさを教えてもらった。

 関さんはアニメ「ドラえもん」の骨川スネ夫や「呪術廻戦」のパンダ、置鮎さんは「名探偵コナン」の沖矢昴や「テニスの王子様」の手塚国光などを担当している。

 石巻市を中心に、県内から小学5年生~18歳の約20人が参加。2001年放送のアニメ「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」を用いてアフレコに挑戦した。

 関さんは「せりふの一部を覚え、最初と最後だけ映像を見ると合わせやすい」、置鮎さんは「カメラワークや息継ぎの位置、せりふが止まるところなどを台本に書き込んでいる」などと、それぞれの仕事の流儀を明かした。

 質問コーナーでは、演じていて楽しかったキャラに関さんは「ドラえもんを昔から見ていて、一緒に冒険したいと思っていた。(スネ夫役として)仲間になれたのがうれしかった」。役作りに関して、置鮎さんは「学生時代の経験やコミュニケーション能力が現場で役に立つ。さまざまな経験が今後の人生に生きてくるはず」と話した。

 将来の夢が声優という貞山小5年の橋本千奈(かずな)さん(11)は「せりふを映像に合わせるのが難しかった。落ち着いてゆっくり言ったり、役になり切って自分を変えたりしているという点が参考になった」と話した。

 ヒトコマなどを運営する同市のまちづくり会社「街づくりまんぼう」が主催した。

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