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渡波住民ら、能登支援 バザーの売り上げ送る 石巻

手ごろな野菜や加工品が並んだチャリティーイベント

 バザーを通じて能登半島地震の被災地を応援するチャリティーイベントが23日、石巻市渡波黄金浜のコミュニティーガーデン「黄金浜おむすび村」であった。売り上げは義援金として被災地に送る。

 地元の個人や企業のほか、渡波地区で定期開催されている「こがねはマルシェ」の出展者など13店舗が出店。瀬戸物の食器類や手作りの小物、ノリやホウレンソウといった食品を販売した。来場者には会場の名に合わせ、おにぎりが配られた。

 ワカメやコンブを購入した同地区の雁部さえ子さん(75)は「このような人が集まる場があると楽しくていい」と話した。

 ガーデンを運営する同市の市民公益活動団体「ラブ・イズ・アクション」が主催。ガーデンは同地区ににぎわいの場所をつくろうと、昨年11月、東日本大震災の津波で被災した住宅跡地に整備した。イベントはお披露目会に続き2回目。

 粟野祥子代表(69)は「能登を見て震災を思い出す人も多いだろう。イベントを楽しみながら気軽に、困っている人の手助けになればうれしい」と語った。

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