石巻市消防団が結団 6月、県操法大会 2大会ぶり出場に決意
仙台市の県消防学校で6月2日に開かれる「第54回県消防操法大会」に、県消防協会石巻地区支部を代表して石巻市消防団(石巻地区団)が出場する。
同市消防団が県大会に出場するのは2大会ぶり。3日、同市防災センターで結団式があり、出場選手11人をはじめ石巻地区消防本部などから関係者約90人が出席した。
斎藤正美市長が「東日本大震災の最大被災地代表として、今まで以上に力を入れ、全国大会での優勝も目指し励んでほしい」と激励した。
消防団の佐々木泰弘班長(39)が「石巻地区支部や石巻市消防団の代表として訓練に励み、新たな歴史をつくるべく、一丸となって優勝を勝ち取る」と決意表明した。
県大会は、ポンプ車操法と小型ポンプ操法の2種目で正確さや速さなどの技術を競う。
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