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宮城・南三陸「防災庁舎」に多くの人 震災遺構として7月に町有化へ「しっかり維持管理していく」町長決意

 東日本大震災で町職員ら43人が犠牲となった宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎には11日、大勢の人が訪れ、祈りをささげた。町は7月に県有の庁舎を町有化し、震災遺構として保存する方針だ。遺族らは大切な人の生きた証しが残ることを前向きに受け止めつつ、13年の月日を振り返りながら複雑な心境ものぞかせた。

 「家…

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