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笑って健康に 春の例会で落語やマジック 日本笑い学会石巻支部

創作落語を披露した清水狸さん

 笑うことで健康を促進しようと、日本笑い学会石巻支部は20日、石巻市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)で春の例会を開いた。観客約160人が落語やマジック、歌謡ショーなどを楽しんだ。

 司会で芸人の山内チヨプミさんが、手拍子をしながら「ハッハッホホホ」と呼吸する「笑いヨガ」で会場を盛り上げた。

 石巻市の地域おこし協力隊である清水狸さんが創作落語を披露。昔話「浦島太郎」を金華山沖にアレンジし、「クジラに真っ向(マッコウ)から言われたら流す(ナガス)しかありません」など謎かけを交えると、会場は笑いに包まれた。

 マジックショーにはロープやトランプなどを使い、観客も参加した。美空ひばりの楽曲などを歌った歌謡ショー、東北なまりの落語などがステージを彩った。

 石巻市蛇田の主婦(76)は「最高だった。家に居ても(笑う機会が)ないので、彼岸の中日だが来て良かった」と笑顔で語った。

 石巻支部は年2回、春と秋に例会を行っている。亀山紘支部長(81)は「みなさんが健康で豊かに過ごせるように、市民に笑いの力を届けたい」と語った。

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