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国際平和ポスターコンテスト 青葉中1年大森さん、東北・最高賞 「世界をつなぐ」表現

東北の最優秀賞に選ばれた大森さんの作品
最優秀賞を受賞した大森さん

 ライオンズクラブ国際協会が主催する第36回国際平和ポスター・コンテストで、石巻市青葉中1年の大森康大さん(13)が332複合地区(東北地方)の最優秀賞を受賞した。

 コンテストは、世界中の子どもたちに世界平和への気持ちを表現し、伝える機会を提供しようと開催。11~13歳を対象に募集し、毎年75カ国60万人が参加する。

 今回は「夢見る勇気を」をテーマに、県内から24点、東北で5411点の応募があった。大森さんの作品は、中心に描いた地球を肌の色が異なる二つの手が支え、周りを世界の国旗やハトで囲んだ。県内の選考で最優秀賞に選ばれ、東北でも最高賞に輝いた。国際選考にも進んだ。

 大森さんは「賞を頂けてうれしい。違う人種の人たちが助け合う様子を表現した。ハトは平和の象徴なので『世界をつなぐ』という意味を考えて描いた」と話した。

 石巻地方では、ともに同市の桃生中1年阿部つむぎさん、青葉中1年藤沢ゆずきさんが県内の優秀賞に選出。東北では阿部さんが優秀賞、藤沢さんが努力賞に選ばれた。

 石巻めぐみ野ライオンズクラブの表彰式が20日、同市千石町の石巻グランドホテルであり、出席者に賞状などが贈られた。

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