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能登半島地震 女川町社協に支援金144万円余託す 町区長会、全戸に寄付呼びかけ

災害支援金を託した区長会の阿部会長(左)と町社協の高橋会長

 能登半島地震からの復興に役立ててもらおうと、女川町区長会は4日、災害支援金144万8700円を町社会福祉協議会に寄託した。県共同募金会を通じて石川県に送られる。

 区長会は1月に支援金を送ることを決め、寄付を呼びかけるチラシと封筒を町内全戸に配布。2月末までに約1400世帯から集まったという。

 阿部求会長が同日、町社協を訪れ、高橋孝信会長に手渡した。阿部会長は「13年前の東日本大震災でわれわれが感じた苦労を今は石川の人たちが感じている。一日でも早く復興できるように、生活の一助にしてほしい」と話した。

 町社協にはこのほか、町民や団体から計34万6000円の寄付があった。石川、富山、新潟、福井の各県に支援金として送る。

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<寄付・支援>

 石巻市南境の梶原あきら音楽事務所は3日、市に災害義援金32万8042円を寄託した。市の福祉事業に対しても31万9439円を寄付した。

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