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東松島市の将来、多角的に検証 総合開発審議会 市、計画進捗など報告

東松島市の今後について多角的に議論した

 東松島市の第2次総合計画後期基本計画(2021~25年度)について考える市総合開発審議会が市役所で開かれた。市職員や委員に委嘱された市民ら約20人が出席。市が計画の進捗(しんちょく)状況や今後の予定を説明した。

 計画は「住み続けられ持続・発展する東松島市」をまちづくりの将来像として掲げる。市復興政策課の担当者が五つの「まちづくりの方向性」と22の重点プロジェクトに沿って、施策やその予算配分、今後の取り組みについて報告した。

 2023年度の取り組み実績としては、下福田・新田地区などで進める圃場整備や、昨年4月に開設した市教育支援センター「ひがまつBASE」での子どもの学習支援事業などを挙げた。

 委員からは「デマンド型タクシー『らくらく号』の利便性を上げられないか」「被災市民は災害公営住宅の家賃減免がいつまで続くか不安を感じている」などといった意見が出た。

 渥美巌市長は「委員の意見を参考に、今後も前向きに取り組みたい」と話した。審議会は3月27日にあった。

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