(862)瀧(たき)桜落ちくるひかり子へ流す/佐怒賀 正美(1956年~)
樹齢千年の三春の滝桜は、花色の紅が強く、枝垂れる形質を持つ。幹周りは約9メートル、高さは十数メートルの美しい大樹。斜面にあるので見上げると花びらが降ってくるように感じる。家族で訪れた作者は、それを滝桜が子供へ光を注いでいるようだと感受した。滝桜を擬人化しているのだが、それほどに神々しい霊性を覚えた…
関連リンク
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