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花はつぼみでも元気満開 東松島・滝山桜まつり イチゴの無料配布も

咲き始めた桜の下、子どもたちが元気に走り回っていた

 東松島市の桜の名所である滝山公園で7日、恒例の「滝山桜まつり」が開かれた。開花したばかりで見頃には早かったものの、晴天に恵まれ、元気に駆け回る子どもたちのにぎやかな声が響いた。

 公園内にはソメイヨシノや八重桜が約600本並び、一部の枝に淡いピンクの花が点々と咲いていた。家族連れやハイキング客ら約630人が訪れた。来園者はレジャーシートを広げて食事をしたり、散策したりして春の陽気を満喫した。

 恒例になったイチゴの無料配布では同市産の「もういっこ」「とちおとめ」「よつぼし」を計200食提供。来園者が詰めかけ、配布開始から30分ほどでなくなった。

 孫らと5人で訪れた同市川下の無職吉田ひで子さん(79)は「東日本大震災後に東松島に越してから初めて来た。いい天気で良かったが、満開ならもっときれいだろう」と話した。

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