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東松島・赤井小、講堂が完成 多目的トイレや暖房設備、災害備蓄庫も

真新しい講堂で開かれた落成式
新しく完成した講堂

 東松島市が建て替えていた赤井小の講堂(体育館)が完成し、利用が始まった。備蓄倉庫が新設され、アルファ米2000食やパーテーションなど非常時の備えを収容した。

 新講堂は鉄骨コンクリート平屋建てで、延べ床面積は736.20平方メートル。総事業費は6億256万円で、防衛、文部科学両省の補助金などを活用した。1977年に建築された旧講堂の老朽化を踏まえ、おととし9月に工事が始まり、今年3月末に完成した。多目的トイレや暖房設備などを備える。

 落成式が8日に現地であり、児童らが新しい講堂の完成を祝った。児童を代表し、6年の佐々木泰雅君が「新しい講堂ができてうれしい。大切に使っていく」とあいさつした。渥美巌市長は「地域と学校をつなぐ防災拠点の役割を期待する」と話した。

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