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スケボーパークがグランドオープン 東松島市、交流人口拡大に期待

グランドオープンしたスケートボードパークで練習する利用者

 東松島市鷹来の森運動公園のスケートボードパークが1日、グランドオープンした。利用登録者数が順調に増え、休日には県内外から愛好者らが集う話題のスポットとなっている。

 パークは3月末までのプレオープン中は無料開放していたが、正式運用開始後は利用登録が必要。市生涯学習課によると、今月4日現在の登録者は55人。年代は小学生~70代と幅広く、市内に限らず仙台市や登米市、岩手県など各地から利用者が訪れる。

 同課の五ノ井勝浩課長は「スケートボードを楽しみながら東松島の魅力も知ってもらい、交流人口の拡大を目指す」と話す。

 同市初の市営パークには、斜面や棒状のレール、縁石などストリートに特化した障害物8種類を設置。手すりなどには航空自衛隊松島基地に所属する曲技飛行チーム「ブルーインパルス」の青色を採用した。

 交流サイト(SNS)で情報を聞きつけ、6日に山形県酒田市から息子と遊びに来た自営業の本間満さん(48)は「競技用のセクションもあるので親子で楽しめる。簡単には来られないけど、イベントなどがあればまた来たい」と話した。一方で「遊びに来たい人はたくさんいるはずなので、利用や登録の方法をもっとアピールしてほしい」と語った。

 開園時間は午前8時半から日没まで。月曜休園。事前に利用登録が必要。連絡先は市生涯学習課0225(82)1111。

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